本日付けNTTドコモ公式サイトの地域からのお知らせ(九州・沖縄)によると、にしけい、正興電機製作所、NTTドコモ九州支社は、今回第5世代移動通信方式(5G)を活用したロボット警備サービスの実用化に向けた協働検討に関する覚書を締結したことをお知らせしている。

警備現場においては、労働人口減少に伴う社会環境の変化を受けてロボット警備サービスの実用化が期待されている。
そのためには、警備ロボットのモバイル通信を活用した遠隔制御が求められ、ロボットに搭載された様々なセンサーで取得する位置情報・温度情報・画像などデータによる安定したリアルタイム制御が必要となる。

本実証実験で活用する5Gには、短時間で大量のデータ通信が可能となる「高速・大容量」、無線区間の遅れを少なくした「低遅延」、多くの端末と同時に接続可能な「多接続」の特長がある。
これらを活かすことで、警備ロボットのリアルタイム制御の実現、さらに複数ロボットの一括制御が期待されており、ドコモ5Gオープンラボ FUKUOKAでの技術検証と、2020年秋に実施予定のドコモの5Gサービスエリアでのフィールド検証を通して、その実用化をめざす。

本協働を通して、3社は各社ノウハウを持ち寄り、ロボットによる警備サービス向上をめざして幅広く検討を進めていくという。

■実証実験概要
1. 実証実験内容
警備業務において、5G通信やドコモオープンイノベーションクラウドを活用した警備ロボットの有効性・実用化検証

ドコモオープンイノベーションクラウドは、ネットワークの伝送遅延の低減とセキュアなクラウド環境を実現するMEC(Multi-access Edge Computing)の特徴を持ち、ドコモのネットワーク網にクラウド基盤をつなぐことで実現している。

さらにクラウド基盤上にドコモが開発した画像認識やAIエージェント基盤などの技術や、ソリューションパートナーが提供する5Gソリューションが順次搭載。
ソリューションパートナーによる技術検証の場としてクラウド環境を提供している。

①技術検証
実施時期:2019年度末まで
実施場所:ドコモ5Gオープンラボ FUKUOKA(福岡市中央区渡辺通2丁目6番1号)

②フィールド検証
実施時期:2020年秋予定
実施場所:ドコモの5Gサービスエリア(福岡県内)

2. 各社の主な役割
にしけい:警備業務のノウハウの提供
正興電機製作所:警備ロボットの提供
ドコモ:警備ロボットのモバイル化に向けた5Gなどの通信環境やドコモオープンイノベーションクラウドの提供

3. 実証実験イメージ
5Gを活用した警備ロボットの実証実験